
ピアノレッスンの日。
こどもって、ホントに不思議なイキモノだ。
興味なさそうにプラプラしているかと思えば、急に目を輝かせて「ピアノが弾きたい!」と訴えることもある。
とにかく素直で、正直な感情でぶつかってくる。
個別レッスンならともかく、グループレッスンとなると、他のコとの兼ね合いもあって、工夫が必要だ。
でも。
毎回思うが、みんなの気持ちは一緒!
『ピアノが弾けるようになりたい』
ただそれだけ、だ。
だから余計に考える。
『どれだけ達成感を与えられるか』を。
もちろん、鍵盤ハーモニカさえもまともに習ったことのないこども達に、いきなりピアノが弾けるわけもなく…そこに『弾けた達成感』を味わわせるなんて、かなりの難題。
それを何とかするのが、私の役目だ。
だからこそ、工夫しがいがあって面白い(^-^)
ピアノの原点に戻って考える。
まずは、曲を歌って…
ドレミで覚えて…
リズムを体感して…
右手メロディを弾かせてみる。
ドレミがわかるコなら、この時点で弾けるような感覚になるのだ。
後は、慣れない指をぎくしゃくでも動かすだけ。そこで選曲が大事。
5本指を順番に動かすだけで弾ける曲!あまり音飛びがなく、運指が簡単な曲!で、みんなが知ってる曲!
今回は『カエルのうた』だ。
シーズンもピッタリだしね。
‘ドレミファミレド〜’
たったこれだけのフレーズが弾けただけでも、こどもの目はキラ〜ンッと輝く。
それを確認してから、次のフレーズ。
‘ミファソラソファミ〜’
もちろん、すぐに弾ける。最初のフレーズと指の動きはほとんど変わらないのだから…。
あとはまた同じフレーズがアレンジされるだけ。
「弾けた!」
そう、これは選曲のトリックにまんまとハマっただけ…なのだが、それでもいい。とにかく『弾ける』達成感が味わえるのだから。
初めてピアノを弾くこどもでも、たった1回のレッスンで弾けるようになる。
そして。
レッスン最後の仕上げには、母親にプチお披露目だ。
「今日の成果を披露します」
こども達はいたって真剣で、この時の集中力はスゴイ!
横で見ている私も、惚れ惚れする姿だ(#^.^#)
そして…
「できたぁ♪」
この喜びは、こどもだけでなく私も一緒。
よく頑張った!
よく弾けた!
やったね〜!
そして思う。
『次のレッスンでは、何を達成させようか…』
こども達の最後の得意満面な顔を見るのが、ピアノ指導をする時の私の原動力になる。
この顔を見るために…
また次のレッスンのメニューを日々考え、頭を悩ませるのです(^_-)-☆
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